欅坂9th(幻)選抜落ちのメンバーに対する感想(鈴本、小池篇)

前回の記事の続きです→欅坂9th選抜フォーメーションの考察と感想

9thは欅坂26人中17人の選抜でしたが、9人が選抜から落ちました。

選抜落ちは

一期生の鈴本、小池、石森、齋藤、尾関、織田、長沢

二期生の松平、山崎

の9名です。こちらも意外なメンバーも選抜落ちとなりましたので、感想を。

鈴本美愉

おそらく自分含め最も多くのファンが最も意外に思ったところでしょう。鈴本はサイレントマジョリティーで平手の横を努め、以降もフロントの常連でパフォーマンス面で欅坂をひっぱる存在でした。番組でのメンバー内ダンスが上手い投票でもダントツトップでしたし、AMメンバーの小林も平手と鈴本はダンスや表現の面で自分より明らかに上だと何かの雑誌のインタビューで答えていた気がします。自分も欅共和国2018のDVDをみて鈴本は欅坂に必要な存在だと改めて思ってたのでやはり選抜落ちは意外でした。ただ前作黒い羊では三列目端というやや意外なポジションだったのも選抜外の伏線だったのかもしれません。選抜外の理由としていくつか思いつくのは

・けやかけでのやる気の無さに対する懲罰的なもの

・次曲がダンス系の曲ではなく、表現力が必要な曲で構想外

・明らかな実力順(人気、運営の推し)にしなかったことでほかの選抜落ちメンバーの心の支えにした

・平手がいないときの代理センター役

・実は2019年で卒業予定

などでしょうか。けやかけでは初期の栗好きキャラや顔芸キャラはどこへやら、いつもクールもといブスッとして、澤部のいじりにも沢尻エリカの「別に・・」ばりの対応でMC陣を困らせてます。いつぞやのキャンペーンで織田とともにTMの西川さんのもとに行ってたときの行動があまりにひどくボロクソ言われてましたが、あの頃から目に余るひどさだと思います。まあそれとパフォーマンスは別といえば別なんですが(欅坂アーティスト派)。ただ仮にセンターやフロントになったとしても外番組でろくすっぽ喋らないでしょうし、現状のけやかけの態度では今後も欅としての外仕事には呼ばれないでしょう。

また昨年は通称モンビバレントが話題になったりとパフォーマンスでは間違いないものを持っていますが、前作3列目にしても、作品への表現力という意味ではそこまで運営の評価が高くないのかもしれません。実際黒い羊のライブパフォーマンスで石森や小林のポジションに鈴本が入って表現している姿がどうも想像できないんですよね。そこらへんで次回作の構想から外れた可能性はあったりして。

そしてもし乃木坂のアンダーよろしく選抜外メンバーで何らかの活動をするのなら、アンダーセンターのような核となるメンバーが必要です。また小池もそうですがこれまでの運営的な序列通りの選抜にしてしまうと選抜外メンバーのモチベーションが上がりようがないですし、それを込みであえて外した可能性もあるかもしれません。

選抜制の利点の一つは選抜メンバーが都合により出席できない歌番組などで、選抜落ちのメンバーが補充されてパフォーマンスができる点にあります。乃木坂ではよくあるやつですが、欅坂はこれまでそのポジションを空けてパフォーマンスをするのがデフォでした。今の平手の状態が続くなら9thもセンター不在でのパフォーマンスをする機会もあるでしょうし、そのときに鈴本がそのポジションにつくのでは・・!という鈴本推しの補正のかかった意見もあります。メンバー欠場のときに鈴本が補充で入る可能性は高いと思うものの流石にセンター代理はないんじゃないかと個人的には思いますが、欅坂ならそんなこともやってきかねないなという雰囲気はありますね。

あと卒業については、黒い羊ではねるが三列目になったあとすぐ卒業発表になりましたし、滝行での「2019年楽しむー!」というのもその伏線だったりして。

 

小池美波

小池の選抜外もかなり意外でしたね。なにより写真集を出すタイミングですから流石に選抜には入るんだろうと思っていました。

小池はけやかけでも口数少ない欅坂メンにおいいて、独特のキュートな声と関西弁、またアイドルアイドルとして振る舞うことに対して恥ずかしがらない図太さを持っている、ある意味鈴本と対称的な立ち位置の欅坂では珍しいアイドルだと思います。デビューからしばらくは3列目常連でしたが、もともとダンスも上手くラジオの影響かトーク力も上がっており、上記のキャラもあり握手会人気も高く、写真集を出すことからも運営の評価も高いはずです。

個人的にも『MARQUEE Vol.129』で語られてましたが夏の全国ツアーで突如いなくなった平手のかわりにアドリブでセゾンのソロダンスを踊った点など、こういう精神をもつメンバーは「新生欅坂」には必要だと思います。「気づいたら体が勝手に動いていた」って格好いい。ヒーローの条件です。

黒い羊でも歌番組での小池の表情は鬼気迫るものがありましたし、ここ最近の小池の運営の推しに少し疑問をもっていた自分なんかでもその運営の選択があながち間違いでないことを思い知らされてました。

なのでやっぱり意外なんですよね。上記で鈴本が外れた理由で「楽曲のタイプ的に表現力が必要な曲だった」とするなら運営に推されている小池が外される理由がわからなくなります。

となるとやはり 「明らかな実力順(人気、運営の推し)にしなかったことでほかの選抜落ちメンバーの心の支えにした 」点はあるのかもしれません。まぁなんとなくこの2人は二作連続選抜落ちはなさそうな雰囲気は感じます。

大体のファンのコンセンサスだと思いますが、特に意外だった2人について書いてみました。

一言ずつコメントするぐらいの気分で書き出したら思いの外長くなったので、残りの落選メンバーについてはまた別記事で・・

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